実家暮らしの良さ

初めまして。皆さんの中には、大学入学後、一人暮らしを始めるという方、実家から通うという方、どちらもいらっしゃるでしょう。私はこれまで3年間、実家から大学に通ってきました。そしてこれからも6年生まで実家通いを続けていく予定です。この文章を読んでいただくことで、慈恵医大入学後の、実家通いの実態について少しでも理解を深めていただけると幸いです。

さて、まずは1年生の頃のお話をさせていただきます。ご存じの方もいらっしゃると思いますが、慈恵医大では医学科1年生は、国領キャンパスですべての授業を受けることになります。国領キャンパスは新宿から電車と徒歩で合わせて30分ほどの場所にあります。1年生の授業は1限、すなわち朝9時から始まる授業もあり、私は国領キャンパスまで約1時間30分かかる場所に実家があるため、朝が早いときは7時過ぎに家を出ることもありました。その時は、国領キャンパスの近くで一人暮らしをしている友達が羨ましいと感じることも多々ありました。しかし、部活や実習で疲れた状態で国領から家に帰ると温かいご飯が用意されていたり、部活の洗濯物をお願いすることができたり、悩んで行き詰まってしまったときに話を聞いてくれる家族がいたり、虫の退治をお願いできたりと、一人暮らしでは実現しないようなメリットが実家暮らしにはたくさんあります。

その後、2年生になると今度は西新橋キャンパスですべての授業を受けることになります。補足となりますが、グラウンド、体育館、卓球場、テニスコート等を使用する部活動も、国領キャンパスで行われています。そのため、多くの学生が4年間あるいは6年間通い続ける校舎ということになります。西新橋キャンパスでの授業となると、国領キャンパスよりも実家から通いやすくなる、という方も多いのではないでしょうか。私もそのうちの一人で、通学がだいぶ楽になり、安心しています。

実家暮らしとなると、家のルールに従う必要があるため、一人暮らし生活ほど自由に色々なことをできる訳ではなく、一人暮らしに強く憧れることもあります。しかし、一人暮らしは一人暮らしで、どんなに疲れていても家事を一人でこなす必要がある、虫が出たら自分で退治しなければならない、朝起こしてくれる人がいない、等大変なことも多いだろうと思い、実家暮らしから抜け出せずにいます(笑)。実家暮らしも一人暮らしもそれぞれ良さがあり、私の経験上、実家暮らしでも大学生活を十分楽しむことができると思っています。ご家族とも相談しながら、実家通いにするか、一人暮らしにするか考えるのも楽しいのではないでしょうか。