医師になるまでの素晴らしい環境

東京慈恵会医科大学の学びは、「病気を診ずして病人を診よ」という理念のもとに作られています。知識や技術だけでなく、患者さんの気持ちに寄り添える医師を育てることを大切にしており、その想いがカリキュラムの随所に息づいています。1年生では、一般教養科目を通して社会科学や人文科学など、医学以外の幅広い分野を学びます。高校までの勉強とは違い、ディスカッション形式の授業も多く、他学部の学生と意見を交わしながら新しい視点を得られるのが魅力です。「医学部=医学だけ」ではない、知的好奇心を刺激される一年間です。

2年生からは基礎医学や正常人体の構造を学び始め、3年生になると病気の成り立ちを理解する病態学へと進みます。段階的に知識がつながっていくため、学ぶたびに「なるほど、こういうことだったのか」と腑に落ちる瞬間が増えていきます。さらに、3年生まででも実験や実習が多く、教科書の内容を自分の手で確かめながら学べるのが魅力です。先生方や仲間と協力しながら進める実習は、自然と絆が深まり、学びの楽しさを実感できる時間です。

また、オンデマンド授業が多く、自分のペースで勉強を進められます。部活動や研究、プライベートとの両立もしやすく、繰り返し視聴して理解を深めることもできます。忙しい学生生活の中でも、自分に合った学び方を見つけられるのは大きな魅力です。学年が上がると試験も増え、特に2年生・3年生・そして卒業前の試験は大変です。しかし、みんなで支え合いながら乗り越えることで、仲間との絆がより一層深まります。励まし合いながら努力する日々は、間違いなく一生の思い出になります。

4年生までは英語の授業も続きます。大学受験が終わったあとも英語に触れる機会があり、医学英語や英語での診察など実践的な内容を楽しく学べます。留学を考えるきっかけになったという学生も多く、国際的な視野を広げる貴重な時間です。

そして、慈恵医大が特に力を入れているのが実習です。4年生から始まる臨床実習では、医師や看護師、検査技師など多職種の方々と関わりながら学ぶことができます。実際に体を動かし、現場で患者さんと接する中で、教科書では学べない「生きた医学」に触れられるのが魅力です。実習を通して、医師としての責任感やチーム医療の大切さを肌で感じることができます。このように、慈恵医大のカリキュラムは、基礎から臨床まで一歩ずつ積み重ねながら、実践を通して学びを深めていく構成になっています。大変な時期もありますが、仲間と励まし合いながら成長していける環境がここにはあります。