好きなことを大学でも続ける
皆さんこんにちは!医学科5年の堀江遥と申します。私は、大学の勉強のほかに、課外活動として小さい頃から続けてきたフィギュアスケートをしています。この記事を読んでくださった皆さんに、大学の勉強があっても自分の好きなことを続けられるということ、そしてそのような環境が慈恵にはあるということをお伝えできれば嬉しいです。
私は10歳の時にフィギュアスケートを習い始めました。浅田真央さんの演技を見て、「私も素敵な衣装を着て、スケートをしてみたい!」と憧れを抱いたのがきっかけでした。当時はスケートブームで、習い始める際にウェイティングリストがあり、ようやく始められた時の喜びは今でも鮮明に覚えています。高校受験・大学受験ではスケートを一時お休みして勉強に専念しましたが、まさか大学に入ってからもここまでしっかりと続けられるとは思っていませんでした。
大学で部活動や習い事をするとはどのような生活なのだろうかと高校生の時の私は疑問に思っていたので、ここで少しご紹介いたします。慈恵医大では、ほとんどの学生が部活動に所属しています。私はまずこの点に驚きました。先生方も、大学生の間にしかできないことの一つとして部活動を尊重し、サポートしてくださるので、部活動に理解がある環境が整っていることが慈恵の特徴の一つだと感じています。低学年では授業の後に、高学年では実習の後に活動を行い、部活動によって活動日数は異なりますが、みんなそれぞれの目標に向かって取り組んでいます。私の場合は、所属しているフィギュアスケーティングクラブで練習に励み、大会には東京慈恵会医科大学の選手として登録して出場しています。東医体という東日本の医学生が参加する体育大会をご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、フィギュアスケートは医学生の中で競技人口が大変少ない(ほとんどいない)ため、通常のインカレに出場するという点も少し特殊かもしれません。普段は実習が終わってから練習に向かうので、練習に遅れてしまうことや、実習で疲れ切った後に急いで練習に向かわなければならないことも多く、体力的に辛いと感じることもありますが、新しい技ができた時や大会で良い演技ができた時に感じる嬉しさは、他では得難いものだと感じています。
自分は卒業後に医師になるのに、全く分野の異なるフィギュアスケートを大学で続けることの意味を考えて悩んだこともありました。しかし大学生の今、このようにして自分の好きなことに一生懸命取り組むことができるという経験自体に、大きな価値があると現在では感じています。医学部に入ってからのテストや実習は頑張らなければならないものも多かったですが、先生方や家族、そして励まし合える同級生など、多くの方々に支えられながら、ここまでスケートを続けてこられたことに心から感謝しています。皆さんも慈恵に入学された際には、ご自身の好きなことややりたいことにぜひ挑戦され、充実した大学生活を送られることを心から願っています。
一番好きなステップシークエンスの演技中