一人暮らしでの気づき
一人暮らしを始めるにあたって、その理由はいくつかあると思います。大学が実家から遠い、親元を離れて自立がしたい、誰にも邪魔されない自由な生活を送ってみたい…等。恐らく一番多い理由は最初に挙げた「大学が実家から遠い」でしょうか。かくいう私も同じ理由でこの春に一人暮らしを始めました。まだ、現在の生活になって7か月ほどしか経っていないですが、自分自身の体験をもとに一人暮らしについて綴ってみたいと思います。
一人暮らしの良い点、悪い点についてお話しよう思います。一人暮らしで最も良い点といえば自由な生活が送れることでしょう。好きな時間に好きなことができるのは勿論、気軽に友達や恋人を呼ぶことだってできます。実家暮らしのときには、お風呂や夕飯で中断しなければならなかった趣味も、自分のタイミングで切り上げられます。また、1日中趣味に没頭していたって誰も咎める人はいません。夜中に友だちを呼んで一晩中ゲームもできますし、恋人と一緒に夕飯をつくったりもできます。とにかく自分以外の家族の生活を気にしなくてよいのはとても気が楽です。逆に悪い点といえば自分しか家にいないことでしょうか。朝は自力で起きるしかないし、ご飯は自分で用意しなければ一生でてくることはありません。また、掃除や洗濯物等の家事も手を付けなければ溜まっていき、部屋は徐々にゴミ屋敷に変貌していきます。何事も自分でやらなければ解決することはないのですが、そもそもその状態を嫌だと思って行動を起こすかどうかが自分次第なのです。
良い点は自分以外の家族を気にしなくてよいところ、悪い点は自分しか家にいないことと主張していて、お読みになっている方は「うーん?」と疑問にお思いかもしれませんが、私が思うことは、究極、人は都合のいい「召使」が欲しいということです。私は両親のことを「召使」とは思ったことなど勿論ないですが、今思えば、家事は知らない間にしてくれるし、欲しいものは与えてくれるし…といった具合に、両親は「召使」のごとく私に尽くしてくれていたのです。その都合のいい「召使」は実際に存在しないことを知り、今もなお支援を続けてくれる両親に感謝しつつ、自分の力で人間らしい生活を送ることが「自立」なのではないでしょうか。(人間らしい生活の解釈は人それぞれだと思いますが…。)
一人暮らしの生活がどんなものかというよりも、「自立」とは何かに気づけたというお話になってしまいました。一人暮らしをすれば、不意に家族の存在のありがたさを感じたり、社会的・経済的にどのように自立してくかを考えたりすると思います。精神面の成長といった点でも一人暮らしは大いに意味のあることだと思います。
最後になりますが、本稿がお読みになった受験生の方や受験生を持つ保護者の方の一助となりましたら幸いです。