大学生の一人暮らし

私は家が大学からやや遠かったことや受験生時代からの一人暮らしへのあこがれがあったため大学では一人暮らしを始めました。実家を出て一人暮らしを始めて大きく変わったことがありました。まず、家事などを自分ですべて行わなくてはいけない点です。はじめは要領がわからずに少して惑うこともありましたが、今ではスムーズにこなすことができるようになり、特に料理の腕は大きく上がりました。レパートリーはもちろん、味にもこだわる余裕も生まれ、たまに実家に帰り家族にふるまうと「おいしい!」と喜んでもらえます。スムーズにこなせるようになると生活も規則正しく送れるようになりました。私の場合は掃除や洗濯、翌日のお弁当の用意は夜にすべて行っていました。また、あらかじめ忙しいとわかっている週には夜、お弁当を作る時間がないため、週末に作り置きをする工夫をしています。大きく変わったことは他にもあり、勉強スタイルを自分に合った方法かつ自分のペースでできるようになったり、所属している軟式テニス部の活動に打ち込めるようになったことがあります。実家にいるとどうしても親は心配してしまうようで、夜遅くまでの勉強ができなかったり、息抜きを親の顔色をうかがいながらしてしまっていました。そのようなことがなくなり、今は自由に楽しく勉強や部活動をできるようになりました。

一人暮らしにはたくさんのメリットがあります。例えば、自分のペースでの生活が送れることや友達を家に自由に呼んで勉強したり遊んだりできることがあります。テスト前などは友達と夜遅くまで議論をしながら理解を深め、一人ではなくみんなと支え合いながら試験を乗り越えています。また、友達の誕生日などにはみんなで集まってお祝いしたりもしています。これらは一人暮らしならではの楽しみだと思います。その一方でデメリットや苦労も全くないわけではありません。特に体調を崩してしまったときや忙しいときなどは近くに家族がいなかったり、頼れる友達が必ずしもいるわけではないので家事などがたまってしまうことがあります。そういったときは実家のありがたさを痛感します。

最後に一人暮らしを考えている受験生の皆さん、今は志望校合格という目標に向けて努力しなくてはいけない日々を送ってるとは思いますが、大学生になればきっと楽しい生活が待ってます!

(医学科2年 R.K.さん)