国領キャンパスでの1日
医学科1年生が過ごす国領キャンパスでの1日をご紹介します。
朝9時の授業開始に合わせて登校し、1日が始まります。医学科1年生は、緑豊かな国領キャンパスで教養科目を幅広く学び、2年次以降医学を学ぶための基盤を作ります。一部の科目は医学科・看護学科共修で、その際、両学科の学生は活発に意見を交換し合います。授業内での意見の交換は、両学科の学生が、互いが普段どのようなことを学んでいるかを知ることのできる良い機会です。また、1年次から年に数回、国領キャンパスに隣接する第三病院を含む4つの附属病院や学外の福祉施設で実習を行います。医学を学び始める前の段階で医療現場や医療に近接する現場に触れることは、視野を広げるという点でも、自分の将来像を考えるという点でも有意義で、貴重な経験だったと感じています。
昼食時には学生食堂のBella(ベラ)が一際賑わいます。ベラの一番の人気メニューはオムライスです。
そして午後の授業を終えると、放課後の過ごし方は様々ですが、部活動に勤しむ学生が多いです。国領キャンパスには、体育館、グラウンド、テニスコート、プール館、柔道場、剣道場、弓道場、卓球場などの豊富な運動施設が備わっており、多くの運動部が東医体に向けて活発に活動しています。文化部の多くは西新橋キャンパスで活動を行うため、放課後西新橋キャンパスに移動して部活動に参加する学生もいます。恵まれた環境で練習に打ち込むことができるのはもちろん、部活動を通じて先輩・後輩のつながりができ、先輩方から様々なアドバイスを受けることができるのも部活動の魅力です。
(写真:私が所属する水泳部の活動の様子)
また試験前の放課後や休日には、授業で使用する演習室(小教室)を利用して、グループで学習を行うこともできます。演習室で議論を交わしたり、学生同士で教えあったりしながら学びを深めていきます。先生方も夜までキャンパスに残って質問を受けてくださるので、試験前に演習室で勉強する学生は多いです。
(写真:演習室から見えるキャンパスの外の様子。9月の放課後に試験勉強をしていたら、偶然、調布市の花火大会の花火が見られました)
受験生の皆さんに、国領キャンパスの様子が少しでも伝わっていたら幸いです。来春、この慈恵医大で皆さんとお会いできることを心より楽しみにしております。
(医学科2年 東怜花)