学生による教員・教育評価アンケートワーキンググループとは

こちらのページでは学生による教員・教育評価アンケートワーキンググループ(WG)の紹介をさせていただきます。  

WGは1〜5年生、各学年2〜4人で構成されています。WGでは年に2回、教員・教育について、学生を対象にアンケートを行い、その結果を踏まえ、大学の教育の中で、学生に好評な点や、改善を求められている点を先生方にお伝えしています。

具体的なアンケートの内容としては、半期を振り返って、どのような講義・実習が良かったか、ということや、どのような点に改善の余地があるのかということを聞いたり、試験についての意見を聞いたりしています。集めたアンケートは外部に集計を委託し、その後、結果を元に、学生に好評だと思われている点と、学生に改善を求められている点をミーティングで話し合いながら挙げていきます。このミーティングで挙げられた点は学生教学検討会議という場で資料を提示しながら先生方にお伝えします。

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中にはアンケートを実施して、先生方に伝えたところで、どうなるのか疑問に思われる方もいるかもしれませんが、ここが、慈恵の素晴らしいところで、先生方とも話し合いをした上で、改善が必要だという点はしっかり改善に向けて、先生方が動いてくださります。 実際に、今まで改善された例としては、細かいところを挙げると、コロナ禍で導入されたオンデマンド講義の動画のアップロード形式が学生の見やすい形になったり、講義資料が見やすくなったりしました。また、学生の声も踏まえてカリキュラムが変更されることもあります。 このようなカリキュラム変更の後、学生がどう感じたかを調査するのもWGの大事な役割です。2022年度は3年生のカリキュラムに大きな変更があったため、学生から意見を募集しました。

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このように、WGでは、後の世代の学生がより良い教育を受けられるような活動をしています。WGでの検討結果を踏まえて、後輩が今までよりもさらに良い講義や実習を受けられるようになるのがWGとしての大きなやりがいです。皆さんもぜひ、慈恵に入学して、後輩たちがより良い教育を受けられるような活動に関わってみませんか。

(医学科3年 内藤礼)※2023年1月掲載