夢をかなえるためにやってきたこと
はじめまして、医学科1年の李健大です。今回は僕が受験に合格するためにやってきたことについて執筆させていただこうと思います。
僕は、祖母の死がきっかけで、小学生の頃から、医師になることを夢見てきました。中学生の頃から、少しずつ英語の勉強をし始め、高校1年生の頃からは本格的に英語と数学の勉強をし始めました。この頃、理科についてはほとんど何もやっておらず、ほぼほぼ知識は0に等しかったです。そのような形で勉強をしていたら、高校3年生の時、初めて理科科目が試験内容として含まれてきた、駿台全国模試で、物理と化学が悲惨なことになってしまいました。2科目とも偏差値が50を圧倒的に下回り、物理なんか偏差値37でした。当時本当に焦っていたのを非常に覚えています。僕は数学が苦手だったのですが、数学も勉強してきたにもかかわらず、偏差値は50を下回っていました。浪人生の方も同じ試験を受けているとはいえ、さすがにショックでした。しかし、その後夏休みで必死に勉強して、数学、物理、化学すべてにおいて2回目の駿台全国模試で偏差値60近くをマークすることができました。英語については偏差値70をとることができました。それがモチベとなり、そのまま勉強を続け、無事現役合格することができました。ここからは僕がどのように勉強していたのかを書いていきたいと思います。
まず、英語についてですが、僕はひたすらに長文読解をしていました。長文をやることでリーディングスピードが上がることはもちろん、単語も文法も覚えることができます。もちろん、単語帳などを使って覚えることは非常に大切ですが、その単語がどのように使われているのかを知るためにも、長文読解をたくさんすることを強くすすめます。
他の理系3科目については、毎日2ページといった形で、毎日ルーティーン化して、どれだけ忙しくても絶対に自分で決めたノルマをこなしていました。かなり根気が必要ですが、コツコツ勉強していけば、偏差値37を60近くに引き上げられるぐらい、知識と応用力を身に着けることができます。さらにその勉強経験が自信にもなり、絶対受かるというモチベにもつながります。
勉強以外にも、生徒会活動や模擬国連といった、課外活動にも挑戦しました。慈恵では、調査書内容も入試評価の対象になります。何か特筆できることを1つでも作っておくとよいと思います。
以上が、僕が受験に合格するまでにやってきたことです。受験が終われば、本当に楽しい学生生活が待っています。受験本番まであきらめず頑張ってください。みなさんが合格して東京慈恵会医科大学に入学してくれることを心から願っています。最後まで読んでいただきありがとうございました。
(医学科1年 李健大)※2023年1月掲載