西新橋キャンパスで実習、研究、部活動と充実した学生生活を!

受験生の皆さん、こんにちは。医学科6年の花輪 和(はなわ やまと)と申します。私からは実習・研究・部活動を中心に、西新橋での学生生活についてご紹介させていただきます。東京タワーのすぐ近くに位置している西新橋キャンパスには、臨床実習・基礎研究などの施設が充実しています。

臨床実習では、熱心な先生方の指導の下で病院の理念である「病気を診ずして病人を診よ」の精神に基づいた医療を学習します。学生は見学のみならず、自身がチームの一員として患者さんの診療にあたります。先生方の指導をしっかりと受けつつ、カルテ記載から身体診察、問診の取り方まで幅広く学習することができます。NICU1か月間実習を行った際には、新生児の全身管理や母児のケア、周産期医療の魅力を小児科の先生方から教えていただきました。2020年には新外来棟・母子医療センターが開設し、より進化した環境で臨床実習が行われています。

西新橋キャンパスには、解剖学や細菌学をはじめとする基礎研究室が数多くあり、自分が興味のある分野の研究に携わることができます。私は細菌学講座に所属しており、黄色ブドウ球菌や大腸菌などの病原因子の研究を行っています。機会があれば研究成果を学会などで発表することもでき、私自身も医学部3年生の時にスウェーデンのウメオ大学とのジョイントセッションにて発表をさせていただきました。また、慈恵大学には医学部の学生の間に大学院の単位を取得することができるMD-PhDコースとよばれる研究者育成プログラムがあり、学生時代に研究した成果を大学院での研究につなげることができます。

成医会 ポスター - Yamato Hanawa.JPG

最後に西新橋キャンパスでの部活動について紹介させていただきます。慈恵では運動系の部活動は基本的に国領キャンパスにて活動を行いますが、音楽部やESSなどの文化系の部活動は西新橋キャンパスにて行います。私の所属している疫学研究会(地域医療研究会)では年2回の合宿に向けて定期的に学生主催の勉強会を行っています。勉強会では血圧測定や問診などを上級生が中心となって下級生にレクチャーしますが、先輩後輩分け隔てなく仲良く医学を学習できることが強みです。合宿で得られた成果を日本プライマリケア連合学会などで発表したりもしています。

えきけん 活動写真 - Yamato Hanawa.JPG

西新橋キャンパスでは、勉学だけでなく様々な経験のできる環境が整っています。受験生の皆さん、ぜひお待ちしています。

(医学科6年 花輪和)