一次試験に臨むにあたって

今年度の一次試験は211日(木・祝)に行います。感染対策のため、五反田TOCビル本館とTOC五反田メッセの2会場での実施となります。

新型コロナウイルス感染症に関して、皆さんの不安を少しでも和らげられるように対策を考えています。

まず受験票と一緒に、感染対策のための注意事項と問診票を送付します。問診票は試験日までの2週間についての健康状態を確認するものですが、これをきちんと記録できることは、医師になる人としてのプロフェッショナリズムの第一歩です。自分自身の健康状態を確認することはもちろん大切です。しかしそれだけではなく、周囲の人に感染を広めないため、あるいは受験生がお互いに安心して受験できるため、という他人への配慮のための手立てでもあるのです。ご理解とご協力をお願いいたします。

当日は健康相談窓口を設置しますし、救護室には医師と看護師が待機して、体調に不安がある場合は即座に対応できるような体制をとっています。別室での受験や追試験の準備もありますので、安心して受験してください。

例年問題になることとして、机の上に置ける時計が挙げられます。タイマー機能や通信機能など時計以外の機能を有するものは認めませんので気をつけてください。腕時計に関しても同様で、腕時計は試験中は手から外して机の上に置いていただきます。耳栓や耳飾りも許可しません。

試験教科と科目は例年と同様で、理科(予め届けた2科目)200点、数学100点、英語100点の合計400点です。筆記試験では、覚えている知識を単に測るのではなく、考えるプロセスや表現の仕方も評価したいと考えています。アドミッションポリシーで掲げている「数理的スキル、論理的思考力、問題解決能力」を理科と数学の試験で、異文化理解および英語のコミュニケーション能力の一部を英語の試験で評価しています。試験問題では記述式問題を多く取り入れており、問題文自体も長くなっています。受験生の皆さんは、暗記に頼るのではなく、論理的思考力や読解力、得られた情報から適切な情報を選び出してそれを組み立てていく能力を身につけて試験に臨んでください。

昨年度合格者の最高得点率は83%、最低得点率は49.5%でした。例年ほぼ同じくらいで推移しています。つまり、それなりに骨があってじっくりと解答するような問題から構成されているということですので、慌てずに、問題文を正確に読んで、筋道立てて解答できるよう心がけてください。挑戦をお待ちしています。

(教育センター 教授 中村真理子)