《山田彩加》私が慈恵に受かるまで

私は高校の時バレーボール部に所属しており、3年の5月まで週6で活動していました。6月から受験勉強が本格的に始まったものの、文化祭・体育祭が9月にあり、夏休みはその準備もしながら勉強という形でした。都立校ということもあり、試験範囲が全て終わったのは秋頃だったかなと思います。高校3年生の時は部活や学校行事と両立しながら、学校では新しいことを学び、自己学習で全範囲を復習していました。学校生活を楽しみながら勉強できたので、とても充実していたなと思います。現役の時は国立一本で私立は一切受けていません。センター試験の物理・数学・地理で思った点数が取れず、目標の点数までいきませんでした。二次試験で巻き返すこともできず、浪人することになりました。

浪人時代はYMS(代々木メディカル進学舎)で勉強していました。授業がある日は授業を受け、復習+次の日の予習+時間が余れば問題集を進めるという行程です。授業がない長期休みは7時前くらいから21時くらいまで塾で勉強していました。長い時間がある時に、集中を切らすことなく目標をこなすには、計画的に勉強することが大切です。私は、長期休み前にやりたい問題集等をピックアップしておき、独自の時間割を作っていました。90分毎に教科を変えることで、切り替えができ、集中して勉強することができます。

私は英語が苦手で、とにかく語彙を増やすためにユメ単とターゲット1900を覚え、最終的にはなんとか足を引っ張らない程度には出来たかなと思います。現役時代は物理はあまり得意ではなかったのですが、セミナー・重要問題集を繰り返し解いていくうちに、どんどん得意教科になっていき、好きな教科にもなりました。特に物理と化学は繰り返し勉強することで、ある程度まで点数を上げられる教科なので、受験生の皆さんにはギリギリまで粘って欲しいなと思います。粘る価値がある教科だと個人的に感じています。

ここまで、私の受験生活を紹介してきましたが、最後に伝えたいのは自分より頑張っているライバルを見つけることがとても大切だということです。勉強は1人でも出来ますが、ある程度の危機感やライバルに勝ちたいという気持ちは大きな原動力になります。皆さんが受験という過酷な環境に負けることなく、やりがいを感じながら勉学に励めることを願っています。

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慈恵医大で皆さんにお会いできることを楽しみに待っています。大変だと思いますが、頑張って乗り越えてください!応援しています‼︎

(医学科3年 山田彩加)