国際交流
医療の国際化の中で、異なる価値観や社会生活を体験できる交換留学、国際交流セミナー、英語での医療面接実習など、グローバル社会の一員としての学びを応援しています。
・交換留学制度
本学では5~6年生の病院での臨床実習において、海外の病院で実習することができます(選択実習)。学祖が学んだKing's College Londonとは、1980年以来、交換留学や研究交流を推進してきました。毎年5名の学生が1-2か月お互いの国の教育制度や医療を学びながら、様々な人々と出会う貴重な機会となっています。現在、海外協定校は14校あります。これらに対して、大学および慈恵医師会、日本学生支援機構からの奨学金による支援を受けることもできます。
- King's College London (英国)
- University of Leeds(英国)
- Ludwig-Maximilians-Universitat Munchen (LMU Munich)(ドイツ)
- National Taiwan University(台湾)
- University of California, Los Angeles (UCLA)(米国)
- Stanford University(米国)
- National University of Singapore(シンガポール)
- Chulalongkorn University(タイ)
- University of Hawaii(米国)
- Seoul National University(韓国)
- The University of Hong Kong (香港)
- The University of Queensland (オーストラリア)
- Mayo Clinic College of Medicine and Science(米国)
- Medizinische Universitat Wien(オーストリア)
・外国人模擬患者とのシミュレーション
外国人の模擬患者さん(患者役を演じる人)と英語で医療面接を行ったり臨床医の先生と症状について英語でディスカッションをしたりする機会があります。協定校への留学予定学生にとっては海外での実習の準備となっています。また、定期的ではありませんが、Mayo ClinicのDr.James Newmanなどと、米国の学生が行っているシミュレーション実習を体験する機会などもあります。
・国際交流シンポジウム・セミナー
海外協定校から講師を招いてのシンポジウムや海外で活躍する卒業生によるセミナーなどを定期的に開催しています。また、IELTSやTOEFL対策セミナーなども行い、積極的に世界に飛び立つことを推奨しています。
・課外活動
毎週月曜日には海外からの学生とランチを食べながら、自国の教育や医療についてプレゼンをしたり、文化について話したりするInternational Caféが開催されています(トップ写真)。また、Student Group for International Exchange (SGIE)という学生サークルが中心となって、様々な楽しい交流もおこなっています。
(国際交流センター 教授 芦田ルリ)