辛いことの積み重ねでも無駄なことは何ひとつ無かった

斎藤充 教授(整形外科学講座)x 本橋沙耶(5年生)

今回ご紹介するのは、人工関節の手術を数多く執刀するとともに、世界で初めて骨質を評価する方法を提唱した整形外科主任教授の斎藤充さんです。臨床と研究の両方の道をどのように両立させてきたのでしょうか。

サッカー選手だったことからスポーツ医学の道を志す

本橋 なぜ整形外科医を目指したのでしょうか。

斎籐 祖父も父も歯科医だったので、それを引き継ぐつもりでいました。医師の道に進むことにしたのは高校一年の時です。 私は中学・高校とサッカーばかりをやっていました。一年で365日サッカーです。私はゴールキーパーでしたが、厳しい監督で毎日が地獄でした。でも中学3年生の時は東京都代表になって全国大会まで進み、東京都の最優秀選手に選ばれ、高校3年生の時には国民体育大会の東京都代表の副キャプテンに選ばれました。

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