アットホームな慈恵

在校生から見た授業や実習、先輩後輩関係などについてお話します。

まず、授業についてです。新型コロナウイルスの影響で対面授業は減り、ほぼオンライン授業になっています。先生に直接質問しにくい、友人と学べないなどデメリットもありますが、オンライン授業で学びやすくなった点も個人的にはたくさんあると思っています。例えば、都合のいい時間に好きな分野から何度でも学べます。また、ある分野を学んでいて、違う分野にも関係する内容が出てきたら、その分野の講義をもう一度見て関係性を確認しながら学習できるなど、分野同士のつながりを意識しながら横断的に学べる点も非常に助かっています。

次に実習についてお話しします。慈恵の実習は先生との距離が近く、気になったことはなんでも、その場で質問できるのがとてもありがたいです。特に2年生の組織学実習や解剖実習では数えきれないほど何回も先生に質問させていただきました。質問した事項から関連させて興味深いお話をしてくださる先生もいて、毎回新しい発見があってとても楽しかったです。また、実習中はグループ学習が大切にされていると感じます。友人と教え合いながら学ぶことで自分一人では気づけなかった学びが得られ、とても有意義だったと感じています。

最後に先輩後輩関係についてです。現在、部活動はコロナ渦前よりも活発ではないですが、それでも先輩は後輩のことを気にかけてくださいます。部活動でお世話になっている先輩はとてもあたたかく、試験勉強や実習のことなどに限らず、困ったときはいつでも相談させていただいています。いつもとってもためになる情報やアドバイスをくださり、大変ありがたいです。

このように、授業や実習、先輩後輩関係など慈恵はとてもアットホームで良いところがたくさんあります。そして、最後に是非付け加えたい私のお気に入りポイントは、大学から出たときや大学の窓から、すぐ目の前に大きな東京タワーが見えることです!特に夜はライトアップされていてとても綺麗で、勉強や実習を終えた後の疲れが吹き飛びます!

それでは、受験勉強頑張ってください。これを読んでくださった方と大学でお会いできることを楽しみにしています。

(医学科3年 M.S)※2023年1月掲載