高校・予備校等の教育関係者の方へ

本学に入学する
受験生の傾向

首都圏高校出身者が80%以上、男女比は6対4

本学医学科に合格し入学する者の大きな特徴は、出身高校の所在地が首都圏1都3県の人が8割以上を占めることでしょう。このエリアには、国公立私立問わず進学校と呼ばれる高校が多いこともありますが、自宅から通学できるメリットも大きいと思われます。加えて、女子学生の入学者が増加傾向で、近年は概ね4割前後で推移しています。現役と浪人の受験生の割合はほぼ同数で、3浪以上の受験生も毎年数名が入学しています。受験の上での高い学力は必要ですが、それ以外のハードルは無いと考えて差し支えありません。

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他大学医学部等との
併願について

受験を検討しやすいスケジュールと学費

本学医学科の一次試験日は、私立医学部としては比較的遅めであるために日程が被る他大学がほとんど無く、多くの受験生が志願します。二次試験日についても、複数日の中から希望を出すことが可能です。ほとんどの受験生が、国公立大学医学部との併願をしています。公表している二次試験の繰上合格連絡者数に基づけば、本学合格者の約6割は他大学医学部に進学している状況で、その多くは国公立大学です。私立大学ゆえの学費の高さは無視できない要素ですが、本学の学費(入学金・授業料・施設拡充費)は私立大学の間ではかなり安く設定されており、国公立大学と天秤に掛ける受験生とその保護者は多く存在するようです。


慈恵向きの受験生とは

「ミスをしない」ではなく、考える力に優れたタイプ

本学医学科の入試問題は、世間では良問かつ難問揃いとして名を馳せているようです。公表している合格者最低点は、例年50%前後ですから、「半分解ければ合格する」タイプの試験と言っていいでしょう。大学入試センター試験のようなマークシート式で、ミスが許されず高得点を要求される試験が苦手でも、鉛筆を舐めてじっくりと考えて問題に取り組むことに長けている受験生なら、本学の入試にフィットします。医師になりたい意志が強く、本学の理念にマッチする人で、思考型問題が得意な受験生がいましたら、ぜひ本学の受験を勧めてみてください。


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