保護者の方へ

創立以来140年の歴史を誇る慈恵

時代を超えて引き継がれ、慈恵の中に息づく
「病気を診ずして病人を診よ」の精神

海軍軍医だった学祖・髙木兼寛は、最新医学を学ぶために英国ロンドンのセント・トーマス病院医学校に留学し、優秀な成績を収めて1880年に帰国。その翌年に医師を育てるために「成医会講習所」を設立しました。これが本学の前身です。イギリス医学を学んだ高木は、徹底して人間中心の医学・看護学にこだわりました。
「病気を診ずして病人を診よ」という言葉に象徴される、髙木が医学へ取り組んだ姿勢は、建学の精神として本学に脈々と受け継がれています。創設から140年を迎えた今も、患者さん中心のチーム医療の考え方に基づく医療を実践し、臨床を支える研究を振興し続けています。学祖の建学の精神は今も本学に息づいているのです。

大学について


学費・奨学金

学費について

  • 入学金
  • 授業料
  • 施設拡充費
  • 合計
初年度
  • 入学金100万円
  • 授業料250万円
  • 施設拡充費-
  • 合計350万円
2年次以降各年度
  • 入学金-
  • 授業料250万円
  • 施設拡充費130万円
  • 合計380万円

授業料および施設拡充費は分納が可能です。
別途、下記が必要になります。

  • 入学後に学生会経費10万円(在学期間分)
  • 東京慈恵会医科大学医学科保護者会経費21万円(入会金および在学期間分)
  • その他諸経費

各種奨学金(給付型・貸与型)について

本学の学納金(授業料・入学金・施設拡充費)は、私立医科大学では高額ではない部類ですが、それでも決して安くはありません。本学で学ぶための費用をサポートする仕組みを用意しています。
特待生制度は、入学時の成績上位者に対し授業料の全額を、2年以上の各学年成績上位者に対し授業料の半額を、それぞれ免除するものです。
慈恵大学奨学生制度は、学納金の全額または半額を貸与されるものです。卒業後に返済の義務がありますが、無利子です。
本学保護者会による奨学金制度(貸与型と給付型)、各都道府県の奨学金、銀行提携教育ローン等を利用することもできます。日本学生支援機構の「高等教育の修学支援新制度」の対象校にもなっています。

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卒業後の進路について

医師国家試験はあくまで通過点
卒業後も続く慈恵のネットワーク

6年間の教育課程をすべて終えると、医師国家試験が待っています。本学の新卒受験者の合格率は、概ね96%前後を維持しています。しかし、医師国家試験はあくまで通過点であり、慈恵での学びは卒後も続きます。
本学では建学の精神に基づき、優良な医師育成を目的として、卒後臨床教育システムを構築しています。2年間の「初期臨床研修コース」と、これに続く3年間の「専門修得コース(レジデント)」によって構成されています。慈恵が誇る、本学附属4病院および関連病院や開業医のネットワークを有効に利用することにより、人間中心の医学・医療を行える基盤を培うとともに、大学病院としての高度な専門的医療が行える医師を養成します。

卒業後について


学生生活の支援について

入学した学生は慈恵の仲間
それを支える手厚いサポート

医学を修めることは、時に様々な困難が伴います。本学では、公私に限らず悩みや問題等を抱える学生に対し、真摯に接して手を差し伸べることを是としています。
学生アドバイザー制度は、入学して学生生活に慣れるまでの1~2年生の間、学生3~4名に対して教員1名がアドバイザーとして付き、生活・学習両面についてサポートするものです。学生部委員会は、学生の立場に立って、充実した明るい学生生活を支援したいと人一倍強く願っている教職員によるネットワークであり、ケアが必要な学生を丁寧に見守っています。心配事や悩み事の“駆け込み寺”として、学生相談室が気軽に利用できます。専門のカウンセラー(臨床心理士)が、相談に応じています。

受験から入学までの流れ

難関の試験を乗り越えて、
晴れて慈恵の一員となるために

本学医学科の一次試験は、理科・数学・英語の筆記試験、二次試験は、面接・小論文から成ります。一次試験では、知識一辺倒ではなく、思考力、論理力、読解力、得られた情報を適切に利用する能力等を測ることを目指しています。二次試験では、アドミッションポリシーに沿って、本学で医学を修める能力を持っているか、人間中心の医学・医療の実践者となるべく努力できる人かどうかを判断します。
本学は、受験者の属性(性別・年齢・出自等)による差別などの不正を一切認めない、公正な入学者選抜を行なっています。
二次試験後、正規合格者と補欠者に分けて発表します。補欠者には順位が付され、上位から繰上合格の連絡が入る仕組みです。

  1. 出願

    願書を調査書等と共に提出します。例年1月下旬頃が締切です。

  2. 一次試験

    理科2科目・数学・英語について、筆記試験が行われます。

  3. 二次試験

    MMI方式の面接と、小論文による試験が行われます。

  4. 合格発表

    正規合格に加え、補欠者が順位付きで発表されます。


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